- 2013-05-04 (土) 15:21
- 横井弁護士
主戦場は事務所から徒歩1分の大阪地方裁判所(同じ敷地に大阪高等裁判所と大阪簡易裁判所もあります)なのですが、年に何回かは方々の簡易裁判所に出かけます。
先日も調停事件で某簡易裁判所に行ってきました。
私の知る限り、どこの簡易裁判所もよく似た建物で構造もほぼ同じなのですが、それが実に小さくてショボいのです。
たいがいは隣に区検察庁があり、こちらも貧相です。
地区の公民館か集会所といった感じで威厳も何も感じられません。
看板がなければ通り過ぎてしまいそうで、毎度到着すると拍子抜けしてしまうのです。
「えっ、これが裁判所?」
どこも過払い請求の案件で繁盛した数年前とは比較にならない程、今は閑散としているようです。
私が某簡易裁判所に行った日の午後には、調停が2件しか入っていないようでした。
比較的軽微な事件を対象とする簡易裁判所は、一般市民の利便性を考慮し、全国に438か所(大阪には12か所)に設置されているのですが、簡裁判事の多くは1人で複数箇所の裁判所の担当を掛け持ちしており、毎日開廷されているわけではありません。
交通機関の発達した大阪に関して言えば、12か所も必要なのか多少疑問で、個人的には、統廃合して立派な建物にした方がよいと思うのですが…
建物があまりに貧相で、到着時には「解決するの?」と不安を覚えるのですが、立派に機能を果たしています。
某簡易裁判所での調停は、調停委員の尽力で無事1回で当方の思惑通りの結果で決着がつきました。
(横井盛也)
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