- 2013-03-12 (火) 10:21
- 横井弁護士
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本代表「侍ジャパン」は、オランダを16-4で下し、準決勝進出を決めました。
台湾との接戦を制した勢いに乗ったのでしょう。
さすがはプロ野球各球団からエースや中軸打者を選りすぐった精鋭チームです。
爆発したら手の施しようがありません。
この勢いで頂点を極めてもらいたいものです。
ところで、WBCを見ていて感心したのは、投手の投球数を制限するルールの合理性です。
≪ファーストラウンドでは65球まで、セカンドラウンドは80球まで、決勝ラウンドは95球までを原則とする。ただし、制限投球数が打席の途中である場合は、その打席が完了するまでは投球できる。50球以上の投球である場合は中4日以上、30球以上又は2試合連投の場合は中1日以上の間隔をあけること≫
とされています。
また、延長戦については、
≪12回終了時に同点の場合は、13回以降はノーアウト1塁、2塁から始める≫とされています。
プレーする選手にも観戦するファンにも配慮したルールだと思います。
高校野球も少しはWBCに学ぶべきです。
チームの勝利のためにエースが連投しへとへとになって力尽きる姿は、見ていて気の毒です。
特に夏の大会。うだるような暑さの中で地方予選を全力で戦い、灼熱の甲子園で100球も150球も全力投球させられる球児の健康が心配です。
エース投手の活躍に頼るのではなく、何人もの継投で勝利を目指す方が高校生の大会として健康的です。
高野連は、複数の投手の継投を勧めているようですが、非科学的な精神論は捨てて、投球数の制限を明確にルール化すべきだと思います。
(横井盛也)
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- ****** 16-12-03 (土) 18:11
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