- 2012-11-05 (月) 12:55
- 横井弁護士
「甲子園球場をドーム球場に!」
唐突ですが、真面目な提言です。
理由は2つあります。その一つは、阪神タイガースを強いチームにして関西を盛り上げるため、そしてもう一つが高校球児の健康を守るためです。
まず、前者について。
今年のプロ野球は、セ・リーグ優勝チームの巨人が日本シリーズを制して日本一となり、幕を閉じました。
阪神タイガースはセ・リーグの5位。当事務所は2度応援に行きましたが効果はありませんでした。
今年のクライマックスシリーズのファイナルステージに残ったのは、巨人、中日、日本ハム、ソフトバンクの4チーム。毎年の常連ですが、いずれも本拠地がドーム球場です。
灼熱の真夏にドーム球場で試合ができるというのは、相当なアドバンテージなのです。
立っているだけで眩暈がするような屋外の球場と快適な室温が保たれたドーム球場とでは、体力消耗や疲労蓄積に格段の差が生じます。
甲子園球場をドーム化したら、それだけで阪神タイガースが毎年優勝するような強いチームに変身するのではないでしょうか。
そして後者についてです。
まだまだ夏の高校野球には人気があるようです。
それ自体は悪いことではないと思うのですが、じっとしているだけでも不快な極限状態の中で全力プレーを強要される球児が気の毒でなりません。
不合理な精神論を隠れ蓑とした球児虐待のようにも感じます。
過酷な灼熱地獄の中で野球をさせられる球児たちの健康が心配です。
数十年後の将来、紫外線による皮膚がんや乾きによる腎機能障害が起きないとも限らないのではないでしょうか。
快適なドーム球場で試合をする方が、ずっと健康的だと思います。
(横井盛也)