- 2015-03-15 (日) 15:56
- 横井弁護士
昨日、大阪府眼科医会の医療安全講習会の講師として、お医者様410人を前に、医事紛争の実態、法律上の論点、クレームへの対応法、代理人としての経験談などをお話しさせていただきました。
講師は何度もやっているのですが、毎回、講演前は緊張し、講演中は夢中になり、講演後には反省点が見つかります。 でも自分では確実に進歩していると思うのです。
以下、進化の過程についての自己分析です。(極めて主観的で自己採点は甘い!)
①平成22年5月26日 大阪弁護士会の研修。「知的財産権の間接侵害」。
=11回連続研修の第6回を担当するも玉砕。自分がわかっていないことを話す無謀さにあきれる。自己採点不能。
②平成24年7月26日 旭区医師会。「患者とのトラブルへの処方箋」。
=①の反省を生かし入念に準備。実質的なデビュー戦を勢いで乗り切った感じ。ビギナーズラックで自己採点は70点。
③平成25年2月8日 健診事業を行っている医療法人。「受診者とのトラブルへの処方箋」。
=夢中になって時間を超過してしまった。心に余裕なく早口でまくし立ててしまったようだ。②より劣化し、自己採点は60点。
④平成26年1月15日 府立和泉総合高校。法教育出張授業「刑事裁判と裁判員裁判」
=高校生相手に難しい話をしてしまった。生徒らのつまらなさそうな顔が印象的。自己採点は60点。
⑤平成26年2月15日 大阪府医師会。「医事紛争の法的責任について」。
=紙のレジュメが時代遅れで次回からはパワポを使用することを決意。自己採点は80点。
⑥平成26年10月22日 淀川区医師会。「医事紛争の法的責任とクレーマー対策」。
=パワポデビューするも操作が下手で今一つ流れが悪い。スライドの誤字も判明。自己採点は85点。
⑦平成26年11月14日 大阪ビジネスフロンティア高校。法教育出張授業「刑事裁判と裁判員裁判」。
=④の反省から、対話を挟みながら要点のみを解説。生徒らの生き生きとした顔が印象的。自己採点は85点。
⑧平成26年12月10日 旭区三師会(医師、歯科医師、薬剤師)「医事紛争の法的責任とクレーマー対策」。
=⑥の反省をもとに事前にパワポ操作の練習を重ねる。講演後の懇親会も盛り上がり満足。自己採点は90点。
⑨平成27年2月7日 大阪府医師会。「医事紛争の法的責任とクレーマー対策」。
=⑥や⑧より長い時間をいただいていたので内容を付加したが、理屈より具体例を充実させるべきだったと反省。自己採点は75点。
⑩平成27年3月14日 大阪府眼科医会。「医事紛争の法的責任とその対応策」。
=今回。終盤が駆け足になってしまった。パワポのスライドにまだ工夫の余地あり。自己採点は90点。
さらなる進歩を目指して日々精進!
これからも依頼があれば、どこにでも参ります。
(横井盛也)
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